2018年5月18日金曜日

venv による Python 3 のインストール

【eLV】Webアプリについて学ぼうシリーズに参加して追加資料として欲しい情報をまとめました。

イベントは https://elv.connpass.com から申し込みください。

イベントチュートリアル

https://qiita.com/maisuto/items/4671ded9ec1ff329ca98

gitにソースコードがあるので参照方法は

https://webreportjapan.blogspot.jp/2018/05/sourcetree.html

インストール環境

OS macOS Sierra

バージョン 10.12.6

プロセッサ Intel Core i5

メモリ 8GB

環境構築

イベントでは
私はvirtualenv(virtualenvwrapper)を使用していますが、
python3.3からはvenvが標準でついているので好きなものを使用してください.

と記載があるので、本投稿では、venvでのインストール方法を学びます。

このページでは、python, pipをインストールします。pythonとpipについて解説します。

・python

https://www.python.org/downloads/ より確認します。

Python 3.6.5をインストールします。

Pythonには2系と3系があり、2018年5月現在、macOSには2系が標準でインストールされています。

公式サイトも3系のみ表示しているので、特定の理由がない場合は、3系の最新をインストールします。

・venv

venvはpython用のプロジェクトことに仮装環境を作ることができます。python3.3から標準でついています。

・pip

pipはpythonのライブラリやパッケージを簡単にインストールできるパッケージ管理システムです。
現在はpythonをインストールすると自動でインストールされます。

事前に必要なソフトがあります。

  • Command Line Tools
  • Homebrew

https://webreportjapan.blogspot.jp/2018/03/vuejs.htmlこのページから各種アプリをインストールしておいて下さい。

node.jsやnodebrewもインストールしておいて下さい。

Python3インストール

MacOSにインストールされているPythonのバージョンの確認

・確認方法はターミナルより行う

Finder → アプリケーション → ユーティリティ → ターミナル

$以降の文字を入れてみてください。

[ターミナルコマンド]

$ python --version

[結果]

Python 2.7.10

MacOSにインストールされているPythonの保存先の確認

[ターミナルコマンド]

$ which python

[結果]

/usr/bin/python

Python3をインストール

[ターミナルコマンド]

$ brew install python3

インストールできたか確認

[ターミナルコマンド]

$ python3 -V

[結果]

Python 3.6.5

インストールしたPython3の場所を確認

[ターミナルコマンド]

$ which python3

[結果]

/usr/local/bin/python3

作業ディレクトリの作成

作業ディレクトリを作ります。作業ディレクトリとは、制作するアプリ等を入れるディレクトリを指します。

作業ディレクトリ名については、チュートリアルに習い、 tutorial-spa とします。

[ターミナルコマンド]

$ mkdir tutorial-spa

作業ディレクトリに移動します。

[ターミナルコマンド]

$ cd tutorial-spa

作業ディレクトリにいるか確認します。

[ターミナルコマンド]

$ pwd

[結果]

/tutorial-spa

仮想環境の作成

現在の状態は、macOSにpython2とpython3が同時に存在し、プロジェクト単位にpython3が動作するようにします。

venvを利用して、作業ディレクトリの中に、仮想環境を作成します。

仮想環境名は、チュートリアルに習い、 tutorial-spa とします。

作業ディレクトリに仮想環境を作ります。

[ターミナルコマンド]

$ python3 -m venv tutorial-spa

仮想環境に移動します。

[ターミナルコマンド]

$ cd tutorial-spa

仮想環境を起動します。

[ターミナルコマンド]

$ source bin/activate

[確認]

ターミナルが、 (tutorial-spa) ユーザー名$になっていることを確認します。

現在のPythonがどこをさしているか確認します。

[ターミナルコマンド]

$ which python

[結果]

/tutorial-spa/tutorial-spa/bin/python

現在のPythonのバージョンを確認します。

[ターミナルコマンド]

$ python --version

[結果]

Python 3.6.5

現在のpipのバージョンを確認します。

[ターミナルコマンド]

$ pip --version

[結果]

pip 9.0.3

仮想環境を停止する方法

[ターミナルコマンド]

$ deactivate

仮想環境を停止したか確認する方法

ターミナルより(tutorial-spa) ユーザー名$がなくなっていること、

[ターミナルコマンド]

$ python --version

[確認]

Python 2.7.10

再度、仮想環境を起動します。

[ターミナルコマンド]

$ source bin/activate

ここからは https://qiita.com/maisuto さんのチュートリアル
https://qiita.com/maisuto/items/4671ded9ec1ff329ca98
djangoプロジェクトの作成(バックエンドの設置)
から初めて下さい。

venv による Python 3 のインストール

【eLV】Webアプリについて学ぼうシリーズに参加して追加資料として欲しい情報をまとめました。 イベントは https://elv.connpass.com から申し込みください。 イベントチュートリアル https://qiita.com/maisuto/item...

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